ヒルドイド類似商品のマツキヨ「ヒルメナイド」は副作用として発疹、発赤、かゆみ、はれ、紫斑が挙げられています。
また血行促進効果も期待されるマツキヨ「ヒルメナイド」は、出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病など)の人やわずかな出血でも重大な結果をきたすことが予想される人への使用は禁止されています。
マツキヨ「ヒルメナイド」には「ヘパリン類似物質」が成分として含まれていますが、挙げられている副作用には「ヘパリン類似物質」が関与しています。
マツキヨ「ヒルメナイド」の副作用について
マツキヨ「ヒルメナイド」はそもそもは処方薬である「ヒルドイド」を参考にして作られた商品です。
ヒルドイドに含まれるヘパリン類似物質にはいくつかの副作用が報告されています。
ヘパリン類似物質の副作用としては、皮膚刺激感、皮膚炎、痒み、発赤、発疹、潮紅、紫斑などが報告されています。
ヒルドイドの主成分であるヘパリン類似物質には高保湿作用、血行促進作用、抗炎症作用があります。
- 高保湿作用は肌を潤わせ乾燥によるシミやくすみを防ぐ
- 血行促進作用は新陳代謝を活発にし「ターンオーバー」の乱れによるシミやクマを防ぐ
- 抗炎症作用は炎症を抑え、肌を正常に戻すことでニキビや肌荒れを防ぐ
一見、良いことづくめのヘパリン類似物質ですが上記に挙げたように副作用があります。
血液凝固予防としても使われるヘパリン類似物質の使用は、血小板の減少にもつながり毛細血管が脆くなって破れる恐れがあります。
血液障害が起こる事で皮膚免疫低下し過敏症や皮膚炎、アトピーなどの副作用が確認されているようです。
マツキヨ「ヒルメナイド」はヒルドイド同様にヘパリン類似物質を含有しており、ヘパリン類似物質による副作用がそのままマツキヨ「ヒルメナイド」でも起こりうるのは容易に想像できます。
市販薬「ヒルメナイド」を使って困ったら医師、薬剤師又は登録販売者に相談
記事の冒頭でも述べたようにマツキヨ「ヒルメナイド」は副作用として発疹、発赤、かゆみ、はれ、紫斑が挙げられています。
また血行促進効果も期待されるマツキヨ「ヒルメナイド」は、出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病など)の人やわずかな出血でも重大な結果をきたすことが予想される人への使用は禁止されています。
マツキヨ「ヒルメナイド」は市販薬であるためマツキヨ店舗やマツキヨオンライン、楽天、Yahoo!ショッピングで気軽に手に入れることが可能です。
しかし、手軽に入れられる故に安易に使用し副作用等を軽んじやすくなりなります。
副作用などが気になる方は購入前であれば薬剤師や販売登録者、使用後であれば医師や薬剤師、販売登録者へ相談することが大事です。